新日本婦人の会 大阪狭山支部
平和・民主主義に関わる活動
~憲法9条守ろう宣伝~
私達新日本婦人の会は、毎月9日に、人通りの多い所で、
大阪狭山9条の会の皆さんといっしょに「憲法9条を守る」宣伝をしています。
たくさんの人が平和を望んでいることをアピールすることが今こそ大切です。
誰でも参加OKです。一緒に声をあげませんか? (ただし、雨天中止です。)


長崎に原爆が投下された8月9日、恒例の「9条宣伝」は、大阪狭山9条の会の皆さんと一緒に、狭山ニュータウン商店街で行い、宣伝と「平和の2署名」を訴えました。
世界中で紛争の絶えない今、武力行使はしない、軍隊は持たないと
決めた日本国憲法を守るためには、私達の不断の努力が必要です。
宣伝に参加し、声をあげる事の大切さを感じる行動となりました。


8月6日、広島に原爆が投下されてから80年。
毎年支部ではこの日、平和宣伝を行っています。「核兵器は廃絶
しましょう!」と呼びかけても、買い物に急ぐ人々はチラシさえ
なかなか受け取ってくれません。そんな中でも、呼びかけに応え
署名してくれた方に励まされました。
2つあったスーパーも1つが閉店し、商店も定休日で、人通りが
いつもより少なく、短時間の行動になりましたが、暑い中参加してくれた会員の皆さん、読者でもある社保協の方の存在がありがたかったです。私達の平和への思い、呼びかけが、通った人達に届いていますように!



5月7日東京夢の島を出発し、6月30日に大阪入りした2025年国民平和大行進は7月1日、河内長野に
入り、河内長野市役所で集会。 今年も新婦人大阪狭山支部のメンバーは15人が参加し、出発しました。
のぼりやプラカード、うちわ、各班から届いた平和へのメッセージを書いたペナントを手に行進!
平和行進は1958年以来続いています。世界中から核兵器の無くなる日が、一日も早く実現するように、ヒロシマに思いを届けようと、心を一つに汐ノ宮まで歩きました。ここから富田林市役所までは最近は
電車移動になりました。「1歩でも2歩でも一緒に歩きましょう」という行進。途中で帰る人、加わる人。沿道や車の中から手を振ってくれる人達、先導車から流れる音楽やアピールに励まされながら、暑い中
がんばって歩きました。
平和行進が通らない大阪狭山市では、7月4日に市に申し入れをし、メッセージを頂きました。


5月3日、憲法記念日の大阪総がかり集会「輝け憲法・平和と命と人権と」には
3500人が扇町公園に集まりました。太鼓サークルによるオープニング、「戦争を
させない1,000人委員会大阪」の米田彰夫さんの
挨拶の後、中村桂子さん(長崎大学核兵器廃絶
研究センター准教授)の「被爆80年 核のタブー
の原点に立ち返る」との特別スピーチがありまし
た。「被爆国として、平和憲法を誇る国として、
核兵器廃絶こそが人類を救う道だという強い信念
で対話を進めよう!」と呼びかけられました。
市民アピールとして、「関西ガザ緊急アクション」
「京都祇園ミサイル弾薬庫問題を考える住民ネット
ワーク」から訴えがあり、政党からは、立憲民主党、日本共産党、社会民主党、れいわ新選組のアピールがありました。最後に参加者みんなで「いかそう憲法」「止めよう大軍拡」のポテッカーを掲げ、集会は終了、市民パレードに出発しました。学びを力に、多方面から憲法を守る行動を進めていきたいです。
広島・長崎に原子爆弾が投下されて80年。
4月6日に、3回目の「広島の高校生が描いた原爆の絵展」を市立公民館で開催しました。「平和の絵本展示」も同時開催し、好評でした。絵に描かれた状況の説明を、1枚1枚丁寧に子どもに教えておられる若いお父さん等、原爆の悲惨さ、平和への願いを次世代に引き継ぐ姿も見られました。


今年は、「戦争と医学医療研究会」 の会員でもある
河内長野在住の方を講師に、「旧日本軍731部隊の真実について」の学習会も同日開催。
細菌兵器を開発・製造・中国人を拘束し人体実験をするというあまりにも惨い旧日本軍の戦争犯罪について学び、たくさんの方から感想が寄せられました。
被爆80年の節目の年。戦争を二度と繰りかえさない決意をこめて、多くの市民とともに「平和」への
思いを共有する場になりました。

今年も「はたちのつどい」の会場前で「おめでとう宣伝」を実施。
暖かくていいお天気に晴れ着姿が映えて、私達も嬉しい気持ちになりました。 若い人達の未来がよりよい社会であってほしいと願い、
1人1人に「おめでとう❣」と声をかけながら、チラシを手渡しました。付き添いのお母さんや男性にもチラシを渡し、新婦人をアピールする行動になりました。


平和部では、この2年間憲法について学習してきました
が、今年は違った角度から平和について考えてみようと、
会員さんによる絵本の読み聞かせと、大阪民主新報記者
ケイ・シュガーさんの「ピアノの弾き語り」会を開き、37人が集いました。絵本は「平和って素敵だね」「平和と戦争」等
4冊、Sさんの穏やかで染み入るような声が心に響きました。
その後はケイ・シュガーさんのピアノの弾き語り。8年間戦争体験の取材をしてきた中で生まれた「父へ」という曲は、我が子が生後
8ヶ月の時戦地へ行き、帰らなかった「父」への思いが綴られた曲でした。会場では涙ぐむ人もいて、
もう2度と戦争は起こしてはならないとの思いを強く抱きました。「いのちの理由」では、急きょ手話コーラスの方々に登壇してもらいコラボ、最後は参加者全員で「青い空は」を歌い、平和への思いが1つに
なった集いでした。


今までも何度か憲法の学習会に取り組んできましたが、難しいのでは、と思われていました。今回は、元中学校の社会科教師をされていた講師の方に、やさしくお話して頂けました。
法の優先、憲法は国の仕組みの基本である事。
新婦人としても、法における男女平等の前進の経過には大きく関わり、創立者平塚らいてうさん達が、困難な中勝ち取った婦人参政権で、女性もしっかりと意見を言う事ができます。
現行の憲法では、「個人」の尊厳と平等が尊重されていますが、自民党の改憲草案では「人」として立法その他の国政の上で尊重されるとあり、国に都合の良いように尊重されるのでは、と
という懸念があります。
また改憲草案では、憲法9条に自衛隊を「明記」する、緊急事態条項を新たに入れる等、4項目が提案されています。自衛隊を「明記」されれば、アメリカが始めた戦争に日本が巻き込まれる恐れがあり、軍事費も増大していきます。NATO、ASEANの事等、今の世界情勢についてもお話して頂き、日本国憲法が真の平和憲法である事、憲法9条 を活かして平和外交を進めていく事が大事だと学びました。

9月5日、金剛駅前で 国葬反対 スタンディング。
シール投票もしました。かけよってきて、「私も絶対おかしいと思っているの!」と「反対」にシールを貼る人、「コロナで大変な人も多いのに税金をあんなにたくさん使ってほしくないよね。」と言う人。「安倍さんは、いい事たくさんしてくれたし、好きだから。」と「賛成」にシールを貼る人や、「よく分からない。」という人の中にも、「特定の個人のために意見の違う国民の税金も使って葬儀をするのはおかしいですよね。しかも国会に
かけず閣議で勝手に決めるなんて、議会制民主主義に反していませんか? 世論調査でも、国民の半数
以上が反対です。」等と話すと、「なるほどね。」とか、「国葬はやり過ぎかな?」という人がいました。
30分程度でしたが、中身の濃い宣伝になり、自分達のアクションや声で直接伝える事も大切 だと感じ
ました。さらに、衝撃的で痛ましい事件の背景には反社会的な団体と政治家とのつながりがあるのに、
きちんと調査されない事等についても、これからも話していきたいと思います。



3月9日、4月9日の「憲法9条守ろう」宣伝では、ロシアのウクライナ侵略への抗議行動を行いました。それぞれの思いを書いたバナーやボードを持ってスタンディング。チラシも配り、呼びかけた「憲法改悪を許さない全国署名」には、年配の方、若い世代、高校生等、いつもより多くのいろんな人が、応えて下さいました。 核兵器廃絶、憲法改悪反対を目的に掲げ、平和を大切にする新婦人をアピールするため、「新婦人しんぶん」も広げて宣伝❣
さらに、3月17日には、新婦人の会での緊急宣伝。ウクライナ支援の募金も集めました。30分で25,566円集まり、私達同様、「何かせずにはいられない」思いでおられる方々が多い事を感じました。
今この時も、子どもや女性を含む一般市民の犠牲が拡大しています。この危機を1日も早く、何とか平和へと転換させるため、みんなで「戦争やめよ!」「核兵器はダメ!」の声を広げましょう。
