新日本婦人の会 大阪狭山支部
支部・班の活動から
事務所カフェ
毎月、支部事務所でカフェを開いています。平和、健康、くらし、子育てなど、テーマを決めて話をすることもあれば、コロナ禍以前は、おやつや季節のご飯などを作ってワイワイ楽しむ、何となく
お茶を飲みながらおしゃべり… なんて事もありました。会員さんの趣味で作られた着物リメイク、写真や絵画、小物や人形、押し花アート、手作りマスク等の作品展から、小組が誕生する事も。
コロナ禍以降は、ディスタンスや換気に気をつけておひな祭りや七夕、クリスマス会等行事を楽しんだり、産直運動や平和、防災等について学習したり。スクリーンで名画を観たりもしています。
何気ないおしゃべりの中にも、くらしや社会を良くしたいという声が…❣
3月の事務所カフェは、いつも「おひな祭りカフェ」。
例年は、支部事務所にお雛様を持ち寄って飾り、みんなでそれを囲んで
おしゃべりしてきましたが、今年はお隣の富田林市の「寺内町のひなめぐり」に出かける計画をし、12名が参加。
有名な古民家でのお茶会と花展に伺い、春いっぱいの花々とたくさんのひな人形に囲まれ、お抹茶とお菓子でほっこり。その後、雪のちらつく中でしたが、町内のいろいろなひな人形を愛でながら散策。重要文化財の旧杉山家の歴史にふれたり、チンドン屋一行と出会えたりと、楽しい時間を過ごし、興正寺別院門前の立派なひな人形の後ろに並んで、おひな様気分で記念撮影💛。良い思い出になりました。
1年の始まりは恒例の「新春パーティー」。支部長や年女による挨拶と今年の抱負メッセージで始まり、元旦に発生した能登半島地震の募金協力もお願いしました。
フラダンスや手話コーラス小組のパフォーマンスに続いてゲストによるお琴の演奏にうっとり。
みんなで楽しむ歌やビンゴゲーム等で交流、元気に2024年のスタートをきりました。
2023年10月の事務所カフェは「教育カフェ」。
ゲストお2人と2歳のお子さんを迎え、今日の教育について、学校の変化への疑問や不安、就学前教育の中身への心配等、次々と思いを出し合いました。大阪狭山市の学校現場の実態報告や、認定こども園についての資料も用意して一緒に学びました。
「これからも一緒に考えていきましょう!」と入会してもらいました。
今後も楽しい子育ての参考になる企画をと、希望がふくらみました。
2023・新婦人を大きく知らせた秋
10月、11月は「小組合同体験会」を全班で開催。コロナ感染防止の対策を取り、工夫をこらした企画を、地域にチラシで知らせ、多くの会員・読者さん、友達や知り合い、元会員さん等お誘いし、たくさんの方が参加されました。「会員の知りたい事」として「マイナンバーカードの健康保険証利用って?」学習会、
折り紙、絵手紙や写経体験、小物作り(和布、革工芸)、みんなで歌う会等様々なプログラムを各班で楽しみました。これを機に読者や会員になられた方や久しぶりに参加された方もあり、楽しい時をともに過ごし、なかまを迎える機会にもなりました。
新しい出会いは嬉しく、ワクワクします。これからもずっとご一緒に❢
また、11月5日の「さやかフェスティバル」には、フラダンス小組と手話コーラス小組が出演。
練習の成果を発表し好評でした。
恒例のお月見班会。もう10年も続いているある班の行事です。
毎年地域の公園を利用して、唯一の夜の班会です。
コロナ禍の前は、読者やゲストさんを誘って、大鍋で手作りした豚汁やお寿司、おはぎ等を食べて、しゃべって、歌って、「月が出た出た(^^♪」と踊ってと楽しいイベントでしたが、最近は、日頃
「おはなしの会」で子ども達にお話を語っている会員の方に、月夜に
ふさわしい「おはなし」をしてもらったり、歌ったり、童心に帰って
手持ち花火をみんなでしたりして、秋の夜のひと時を楽しんでいます。
今後も、工夫してつながり続けていきたいものです。
夏の薬膳料理にふれてみよう❣ …体験第2弾… (^^♪
春の企画で好評だった薬膳料理体験会の第2弾。今回は夏の薬膳について、です。
暑さと湿度の高い夏の時期はしっかりと汗をかき、熱を発散させるのが大切です。また、冬の冷えを治すには、夏に必要以上に冷やし過ぎず、適度な汗をかき、胃腸の働きを助けたり、むくみを取ったりする食材を取り入れましょう、と講師の先生が話されました。薬膳というと、何となく難しいとか、薬っぽいのかな?と考えがちですが、そうではなく自分の身体に合った旬のものを上手に取り入れるという事です。
しっかり学んだ後は、みんなで調理実習と試食。先生がほとんど下ごしらえをして下さっていたので、私達は最後の仕上げと配膳。トマトオムレツ、簡単薬膳ドレッシング、エスニックかぼちゃコロッケ、簡単冷や汁。みんなでおいしく頂きました。「薬膳について学習できて良かった。」「自分でも作ってみたい。」「楽しく美味しく、有意義な時間でした。」等の感想を寄せ合いました。
私達は住みやすい大阪狭山市を願い、毎年市長と懇談をして
います。今年は7月4日に懇談。まず3期目の市長が、無所属から
維新に移籍された事についてふれ、以前の懇談では公平に市民の
声を聞くという事で無所属と言われていたので、「改革」を進め
る上でも市民の視点でと要望し、項目別に懇談しました。
①学校給食の無償化は、2025年からの完全無償化を目指すとの
事。私達の要望にそっているのでお礼を言い、市議会での不採
択への疑問、予算については国や府にも求め、今ある市民サービスを止めないでと再度要望しました。
②日本政府に核兵器廃絶の調印・批准を求める意見書は、議会では不採択だったが、「非核平和都市宣言」の
大阪狭山市から、核廃絶の声をあげてほしいと要望。
③体育館にエアコン設置も不採択だったが、予算を考え順次進めるとの事。今困っている社会教育センターの
エアコン修理を早急にと伝えました。
④公共施設のWi-Fi環境の整備は、建物の老朽化で、統廃合を考えているとの事。市民の活動を大切にし、
きりすてないでほしいと要望。
⑤近大病院の跡地利用については、まず命を大切に、後継病院の空白を作らないように進めてほしいと依頼。
⑥自衛隊員募集(対象者の名簿提出)に関して周知されていない。除外申請できる事を丁寧に説明してほし
いと要望。50分程度の懇談でしたが、最後に大阪狭山市の、より子育てしやすい、住みやすい市への改革を願って終了しました。
4年ぶりに、2日間開催された「狭山池まつり」。
地域に根差した活動として、地域の催しに参加する事は
大切な活動❣ と、この1大イベントに新婦人は毎年参加してきました。待ちに待ったお祭りに、悪天候の中でしたが
来場者がつめかけ、人と人のふれあいの大切さを実感。
ブースでは、新婦人のミニチラシやしんぶんをお渡しし「トルコ・シリア地震救援募金」もお願いしました。
「竜神舞台」では、手話コーラス小組が元気に出演、
日頃の練習の成果を発揮し、「心」をお届けしました。
恒例 新春パーティー
1月14日は、毎年恒例の 新春パーティー。コロナ禍で食事をせず、お昼からの開催でした。
パーティーに先立ち、会員の 作品展 と マルシェ がオープン。小組作品ではなく、会員の趣味の作品、絵画・押絵・手作り人形・木彫で作った重箱・パッチワーク・着物リメイクなど力作がずらっと並びました。マルシェでは、手作りのポーチ、ヘアーバンド、マスク、木工フレームの他、つくだ煮、豆菓子、ラスク、八朔、柚子昆布等どれも盛況でした。30分、作品を鑑賞し、お買物も楽しめました。
パーティーでは、フラダンス小組、手話コーラス小組、コーラス小組 がステージで日ごろの練習成果を発揮しパフォーマンス。作品展示に協力してくれた方々も勢ぞろいし、各々で作品の紹介をされました。素敵な作品に改めて感動!
次はお迎えした、貝塚支部の会員でもあるゲストさんの マリンバ演奏 。おなじみの曲や楽しい曲が演奏され、マリンバの音色で癒されました。トークも楽しく、あっという間に予定時間になりました。
全員が参加するビンゴゲームもあり、楽しい内容で盛り上がり、元気に楽しく新しい年のスタートを切きりました。コロナの収束は見えず、いろいろ大変な事も多いですが、引き続き感染対策に注意して、今年も元気に新婦人でご一緒に❣
うれしい! 要望が実現!
支部では、いくつかの班が定期的に街や公園をウォッチング し、みんなが暮らしやすい街 になっているかチェックして、市に改善を要請するの活動をしてきました。
今年度は、コロナ禍の下、緊急事態宣言発出もある中、4~6月に3つの班が、それぞれ感染防止に気を付けながら実施しました。
道路・子ども達の通学路、公園、駅周辺等見てまわると、消えかかった白線、フェンスや溝蓋等の破損、道にはみ出す駐輪自転車や草木、公園の遊具の老朽化 等、危険で気になる所がいっぱい‼
それぞれすでに市役所で担当の方に説明済みです。丁寧な対応で、修理した所や、今後の方針についてのお知らせも下さいました。
どうにか宣言も解除され、外に出る人も多くなります。道路の消え消えの白線等は、本当に心配です。子ども達や障がいのある方高齢の方にも安心安全な優しい街であってほしい と、これからも「この街の新婦人」として、市民の声を届けていきたい です。
~近大病院なくさんといて!~
45年前から大阪狭山市にある近畿大学病院。市民の安心の砦であると
ともに、南河内医療圏の基幹病院として重要な役割を果たしてきました。
2014年堺市への移転が発表されましたが、「大阪狭山に300床残す」
と言われていました。ところが2017年11月、突然全面撤退との報告。
「約束守ってよ!」「近大病院がなくなったら大変!」と不安の声がいっ
ぱい。「近畿大学病院移転問題を考える有志の会」が結成され、2回の
「市民のつどい」で、現状説明や意見交流がなされ、
「南河内医療圏の基幹病院(救命救急・災害拠点)が0になってしまう。」
「民間病院でも、医療には公的責任があり、勝手に移動できない。」
「最終的には大阪府と国が判断する事」等と話し合われました。
市議会や地区長会等、運動は全市に広がり、それぞれが集めた署名の合計は市の人口の半分を超す3万以上。各々で府と近大に提出されました。市主催タウンミーティングも開かれましたが、全面撤退という近大の意向は変わらず、9月には市と府、近大による協定書が結ばれました。さらに、厚生労働省が「特例」として移転に同意。移転後の跡地での医療水準の確保が重要な課題となりました。
また、同じく厚労省が、公立・公的病院の「統廃合再編計画」の必要な病院として、近隣の富田林病院、藤井寺市民病院を挙げた事から、南河内全体の医療についての不安の声が、住民の中で大きくなっています。
長びくコロナ禍、今また変異株による感染の急拡大で、命と暮らしを守る施策が何より大切な今となっても、
国は、「地域医療構想」に基づく公立公的病院の統廃合や、急性期の病棟の削減等の方針を改めず、大阪府もこれを進めています。
私達は「有志の会」の運動に賛同・協力し、共に、引き続き「300床病棟の実現と、南河内に3次救急、災害拠点病院の確保を求める署名」に取り組んでいきます。2019年には、「南河内の医療をよくする会」が結成され、地域医療を守る運動は、さらに広がっています。移転時期は2025年11月に延期されましたが、「医療水準を下げない」という協定がきちんと責任を持って履行されるように、これからも多くの団体や南河内地域と連帯し、署名、宣伝、請願等の運動を続けていきます。